とある実業家の屋敷でメイドとして働いているエル。
旦那様の息子であるロディに、密かに恋心を抱いていた。

ところが、ある日突然ロディから「この家を出ようと思う」との発言が。
しかも、彼には愛する人がいるようで…。
ショックを受けたエルは、何かを決意した様子でロディの部屋を訪れる。

「今夜は私に、夜のお相手をさせてください」

主人を癒すのもメイドの仕事と称して、ロディに迫るエル。
一度だけ抱いてもらえたら、この恋はそれで終わりにするから──…

そんな彼女を見たロディは、自分と恋人関係になりたいのかと尋ねる。
本当はロディのことが大好きだけど、そんなこと言えるはずがない…。

エルは想いを隠し、「メイドとご主人様が恋なんてありえません」と嘘をつく。
ところが、その言葉を聞いたロディの態度が豹変して…?

「俺のことしか考えられないようにしてあげる」

メイドが素直になれるまで、甘く意地悪な躾は終わらない──…